以前にも触れさせて頂きましたが、日本国内には見守りシステムを提供している事業者が(弊社の様なベンチャー企業から大企業まで)100社以上存在しております。
各社の見守り方式も、弊社の様な人感(モーション)センサを使ったものや画像センサ(カメラ)、あるいはポットの電源や電気/ガス/水道等のユーティリティ関係の消費有無/消費量をモニタするもの等、多岐にわたっております。
こうした中から見守りシステムを選定する前提には、ご利用者様(見守る側と見守られる側の双方)が見守りシステムに対して期待する機能を整理して頂くことから始まります。
弊社システムの既ご利用者様(=防犯機能ではなく、見守り本来の機能を期待されている)から伺ったご要望を大きく分けると、
1、リアルタイムで生活状況を見守りたい点
と、
2、一定期間内での活動傾向を見守りたい点
が各々存在している様です。
1は内容によっては画像センサ(カメラ)使ったシステムの方がご利用者様の期待する機能を実現するかもしれません。弊社システムの様な人感(モーション)センサでは、活動の有無は判っても活動内容までは判りません。
また、2の場合は、画像センサ(カメラ)を使ったシステムよりもむしろ、ユーティリティ関係の消費モニタから見守るシステムや、弊社システムの様に人感(モーション)センサによる活動履歴グラフが判り易いと考えられます。
期待する機能については、見守る側(ご子息・ご令嬢、あるいはご両親)と見守られる側(高齢者、お子さん、あるいはペット)との間でお話頂き、双方のイメージを合わせて頂く事で、より具体的になってまいります。
まとめ
いずれにせよ大切なことは、見守る側だけの都合ではなく、見守られる側(特に高齢のご両親/ご祖父母様)のお気持ちもよく理解した上で、システム導入の有無から決めていく、というスタンスです。見守りに関わられる全てのご家族/スタッフでご意見を集約して頂ける様お祈りします。