見守りのプライバシー

高齢者見守りシステム―見守り対象者のプライバシーについて


一般に、見守りシステムは、見守りたい対象によって、ご家族等の見守る側が、数多くの見守りシステム候補からお選びになることになります。

当社の高齢者見守りシステム『絆-ONE』のご利用者様に、数多く存在する見守りシステムの中から『絆=ONE』を選定頂いた理由をお尋ねした結果、予想外にたくさん挙げて頂いた理由が『見守り対象者(ご高齢のご家族)のプライバシーが守られる』という点でした。

世の中の見守りシステムには、対象をご高齢のご家族に限定せず、子供さんやペットを念頭に、ビデオカメラによる映像を使うタイプが存在します。

見守り対象が動物であるペットの場合はもちろん、子供さんの場合でも気にされないと思われますが、ご高齢のご家族(親御様 又は御祖父母様)は常時カメラで撮影されることに抵抗がお有りの場合がある様です。

一方で、見守るご家族(息子さんや娘さん)の立場からは、なるべく正確な情報を得たい、というご要望があります。

当社の『絆-ONE』は、焦電センサヘッドを搭載した人感センサユニットからのデータを基に、見守り対象者の活動状況を視覚(グラフ)化し、一定時間(例:24時間)動きが検知されない場合には自動的にアラートメールを発信する等、見守り対象者のプライバシーを守りながらカメラを使った画像による見守りと実質変わらない信頼性を確保させて頂いております。

このことから、『見守り対象者(ご高齢のご家族)のプライバシーが守られ、かつ見守りシステムとしても一定の性能を期待出来る』とお考え頂けた様です。

COVID19の感染拡大を回避する観点から、これまで頻繁に訪問されていたご高齢のご家族のところに行けなくなり心配だ、代わりに見守りシステムを使ってみたい、とのお声を耳にする様になりました。

見守りシステムをお選びになる際には、上記の様なプライバシー確保の観点も含み、見守り対象となる方々と見守る方々がご意見を交わされた上でご判断される事をお勧めします。