生活リズムの変化が病気の気付きに-家族の利用事例


今回は、高齢者見守りシステム『絆-ONE』ご利用者の実例をご紹介します。

絆-ONEシステムで、お一人暮らしではなくご夫婦によるご利用者がおられました。有難い事に見守りサービス開始直後から9年間継続して利用され、3人のお嬢さんの中で末娘の方が見守り管理者になっておられました。

ご夫婦で生活しておられる方々の見守りは、あまり意味が無いのではないか?とお考えかもしれませんが、このご夫婦の場合、娘さん達が人感センサのデータから生活パターンの変化に気が付かれ、サポートを検討/実際に開始するきっかけとなりました。

具体的には、使用開始後2年ほど経ってご主人が80歳台後半になられた折に、夜中の人感センサによる活動検知が頻繁となり、ご本人に確認したところ『お手洗いの回数が増えた』との事で、病院での総合検査の結果、(娘さん達がおそれていた認知症ではなく)ぼうこうガンが見つかりました。

ご高齢なことから外科的処置は回避して投薬による抑制と共存を選択され、今年の夏に95歳で逝去されるまで(最後は車いすによる移動になられましたが)一定レベルのQOLを維持された、と伺いました。

こうしたご経験から、このご家庭では奥様お一人になられた後も、引き続き絆-ONEシステムをご利用頂いております。

このご利用者様の例の通り、ご高齢のご夫婦お二人での生活にも、絆-ONEシステムはお役に立てる場合があります。

ご利用者様(見守られる方・見守る方の双方)のご都合・諸条件を合わせて、採用可否をご検討される事をお勧めします。